私たちが行った 大阪 中崎町のカフェの記事をまとめました。
hannoc (ハノック)
日本中を見渡してもhannocのようなパティスリーは他にないでしょう。
そんなhannocのカフェが中崎町の南の方にあります。
hannocの特徴はパティシエのあり方そのものにあります。
パティシエさんたちは、それぞれSNSでも活動する個人としてのパティシエです。
お店はパティシエをプロデュースする存在で、主役はパティシエということを打ち出しています。
hannocでケーキを食べてみて感じたのは、やはりレシピを考案したパティシエさんによって個性が出ているということ。
おいしいと思ったなら、そのパティシエさんを「推し」とする楽しみ方もできます。
また、販売の方も接客のプロという印象を持ちました。
twitterでのアナウンスなど、パティシエをサポートするスタッフさんたちの力も相当なものだと思います。
パティシエという職業のあり方を変える可能性のあるカフェ。
今最も新しいパティスリーの形。
nichi nichi BAKE (ニチニチベイク)
こちらも中崎町の南側にあります。
ひっそりとしているたたずまいに対し、お客さんの行列が目立つお店です。
とても人気店です。
私は、スイーツを酸味、渋味、苦味などの五味と、食感で説明することが多いです。
スイーツのたのしみとはソレだと。
でも、ときどき規格外のお店に出会います。
それは「風味」のスイーツ。
風味とは香り。
香りは言葉にできず、私はただ「おいしい」と言うほかありません。
パスファインダー タイムスノブ (PATHFINDER XNOBU)
またまた中崎町の南側。
都島通り (みやこじまどおり) にある パスファインダー タイムスノブ (PATHFINDER XNOBU) は、おしゃれなコーヒースタンドです。
おいしいコーヒーを飲みたければここへ。
焼き菓子などもあるけれど、メインはコーヒー。
私は、パスファインダー タイムスノブ のフラット ホワイトが大好きです。
ちょっと一息入れたい。
そんなときにぴったりなお店です。
ルクア大阪 (ルクア イーレ) の4階にも出店していますので、梅田にお出かけの際にはそちらでも。
パティスリー23 (patisserie 23)
中崎町の街並みに溶け込むこうな店構えのパティスリー。
いわゆる中崎町といえば、路地のあるこのエリアでしょう。
外観は街のケーキ屋さんのようですが、味は正統派。
チョコレートはちゃんと渋く、キャラメルはちゃんと苦い。
五味を使った味の構築はスイーツの楽しみに満ちたものだと思います。
coucou amande (クク アマンド)
中崎町を歩いていると、脱力感のあるトリのイラストがかかれた看板が!
何屋さんなんだろうと興味をそそられます。
そうしたら、なんとびっくりダックワーズの専門店でした。
そのダックワーズを食べてみると、二度びっくり。
ダックワーズというお菓子は、こういうものだったんだと気付きます。
私がこれまで食べてきたのとは違う、本格的なダックワーズ。
誰も本気でやろうと思わないことを、本気でやる。
それがこの街なのかもしれません。
ポムリミナル大阪 (POMME L’IMINAL OSAKA)
東京の新宿に、ポムダムール東京 (POMME d’AMOUR TOKYO) という りんご飴 の専門店があり、ポムリミナル大阪はその大阪支店になります。
オシャレなのかダサいのか、その中間をフワフワするようなインテリア。
ハマる人が多いと思います。
リンゴの皮とアメが一体となり、普通のリンゴ飴にあるような皮の硬さを感じませんでした。
むしろパリパリとしていておいしいです。
またリンゴ自体も切って食べるようなリンゴに比べてやわらかく、食べやすい。
こちらも、誰も本気でやろうと思わないことを本気でやっているお店だと思いました。
Nico. (ニコ)
Nico. は中崎町の北側にある バスクチーズケーキ の専門店です。
バスクチーズケーキを含め、チーズケーキは難しいケーキのひとつだと思います。
フルーツの酸味、チョコレートの渋味、キャラメルの苦味は使えない。
甘味と、乳製品の旨味で味を作ることになります。
そのため重くなりがちですが、Nico. のバスクチーズケーキはとても口溶けのいいものでペロッと食べることができました。
私は、いい素材を使っているのだなと思いました。
おいしいバスクチーズケーキです。
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