パティシエさんの個性が光る大阪 中崎町の ハノック。今回、私たちは推しのパティシエさんのケーキを食べるという楽しみ方をしてきました。ハノックならではの楽しさがありましたよ。
今日は、ハノックに行こうか。
ハノック!ハノック!
ハノック (hannoc) は、大阪の中崎町にあるパティスリーです。
私は、パティシエさんの在り方を根本的に変えた、今最も注目のパティスリーだと思います。
その解説はこちら。
今回は、そんなハノックだからこそできる楽しみ方を試してきました。
推しパティシエ
れい の「推し」は、どのパティシエさんかな?
お、おし?!
そうさ。
ハノックは、どのパティシエさんがどのケーキを考案したか分かるんだ。
だから、自分が好きなパティシエさんのケーキを食べに行くということもできるんだよ。
ほーう。
れい は、食べたことのあるケーキの中でどれが好き?
パリブレスト!パリブレスト!
じゃあ、「あめくん」さんのケーキが合いそうだね。
パティシエさんのお名前は、Twitter のユーザー名を使わせてもらっています。
「あめくん」さんは、2022年10月末でhannocを卒業されました。
広島でパティスリーをオープンするそうです。
あめくん?
「あめくん」さんは、飴細工職人としてYouTubeをやっているみたいだね。
動画では、飴細工を作ったり、壊したりしているよ。
かけあし は?
僕はタルト・シトロンが好きだったよ。
これは「えみりん」さんのケーキだから、今日は「えみりん」さんのケーキを食べるよ。
タルト・シトロンは、今は新しいケーキに変わっているんだ。
それを食べてみたいな。
整理券でより便利になっていました。
ハノックの営業時間は11時から。
11時少し前に到着したところ、、、
うわぁ。
開店前から長蛇の列。
なんという人気店!
そのうちに営業時間となり、、、
スタッフさんがカフェ利用か、テイクアウトか聞いてくれました。
カフェ利用と伝えると、、、
整理券がもらえました!
中央にはQRコードがあるので、これをスマホで読むと何組待ちなのか分かります。
LINEに登録すると、順番が来た時に自動で呼び出してくれました。
呼び出しから15分過ぎるとキャンセルになるので、ご注意を。
開店直後はスタッフさんが並んでいる人に順番に聞いてくれましたが、以降は声をかけるともらえるそうですよ。
これは便利だな。
パティシエさんでケーキを選ぶ楽しさ
さて、順番がやってきましたよ。
いよいよ、店内へ。
キャキャキャ!
さあ、ケーキを選ぶぞ。
ほら。
ケーキの紹介のところに、考案したパティシエさんの写真があるよ。
おお。
「あめくん」さんのケーキは、、、
ニュアージュ、パリブレスト・ピスターシュ、リュクス、エコール・テノワール、ガトーバリスタ。
5種類あるんだな。
パリブレスト!
本当に、パリブレストが好きなんだなぁ。
せっかくなので、ふたつ注文しましょうか。
えーと、えーと。
ガトーバリスタ?
じゃあ、それで。
あ。
でもこれ、ティラミスだって。
苦手かい?
まあ、食べてみましょうよ。
さて、僕は、、、
「えみりん」さんのケーキは、キャバリーヌ、そしてレモリンだな。
レ、レモリン?!
確かTwitterでこのケーキの名前を募集していて、「レモリン」はお墓に埋葬されていたような。。。
気のせいか、、、な?
よし。
僕は、レモリンとキャバリーヌにするよ!
うむ。
おいしそうだ。
いただきまーす。
ケーキを味わってみると?
はっきりとした味、食感のよさ
まずは、、、レモリンから。
以前のタルト・シトロンは爽やかな酸味がしました。
ジュレ、ムース、小麦の生地の3層、さらに外側にはメレンゲが貼ってあり食感がよかった。
小麦の生地は隠れていて、ちょっとしたサプライズ。
食感はスイーツの楽しみの大きな要素。
おいしかった。
今回のレモリンは、メレンゲの小枝がのっていますね。
では、、、
わ!
この「レモリン」は薄い壁に囲まれている!
これはチョコレートかな。
爽やかな酸味。
最初は気が付かなかったけど、メレンゲの小枝の中にジュレが隠れています。
ジュレ、ムース、ババロアの似ているが少し違う酸味。
チョコレートからも酸味がするかな。どうだろう?
ジュレ、ムース、ババロア、チョコレート、メレンゲの食感。
うん。おいしい!
酸味と食感。
スイーツの楽しみにあふれたケーキ。
じゃあ、、、じゃあ、キャバリーヌは?
(ぱくり)
む?
このスーとした感じは?
(あむ)
シナモンだね。
そうか。
シナモンが入っているんだった。
清涼感がある香り。
これもムースとババロアなのかな。
2層になっています。
バナナの旨味。
おや?下は小麦の生地になっているぞ。
色が濃い。
舌の付け根辺りに感じるこの刺激は、、、
苦味。
キャラメルか。
こちらは、苦味のケーキ。
ちゃんと苦味がするキャラメルです。
これもおいしい。
レモリンは酸味、キャバリーヌは苦味のケーキ。
食感は2つ、3つと重ねている。
そして、隠れた生地でちょっとしたサプライズ。
どうだい。
おいしいだろ?
風味のよさ
さて、、、
え?
そちらのケーキはどうだい?
一口もらうよ。
(ぱくり)
ふーむ。
パリブレスト・ピスターシュは、生地の食感がいいですね。
クリームの旨味もたっぷり。
おっと。ベリーも入っているのか。
ベリーの果肉とタネの食感。
さらにピスタチオのカリカリした食感もありますね。
これも食感がいいケーキ。
ガトーバリスタは?
クリームの旨味たっぷり。
ふわふわのクリームにカリッとしたナッツ。
軽い渋味と、強い苦味。
コーヒーが入っているので、その味かな。
これも、おいしい。。。
ティラミスは苦手だけど、これは好き。
おいしい。
。。。
そう。
そうなんだよな。
このパリブレスト・ピスターシュとガトーバリスタは、いつも口にするスイーツを超えたおいしさだと思います。
これは、、、
風味、、、か。
いくつかの香りが合わさって、風味が良くなっている気がする。
パリブレストの生地に塗ってあるナッツの香り、小麦の生地の香り、その他にも、、、
こりゃ、すごいな。
私は、スイーツは五味と食感がよければ、おいしいと感じると思っています。
風味をうまく使うのは、どちらかと言えば料理の方。
五味は、甘み、旨味、渋味、苦味など口の中の刺激。
食感は歯応えや、舌触りなどの感覚。
風味は香り。
いい香りがするスイーツはたくさんあります。
でも、いい香りと、おいしい風味とはまた違っている。
五味、食感に加えて、、、
風味を使うのか。。。
どれどれ。
もう一口確認だ。
もうあげませーん。
え?そんな。
こっちのケーキ。
おいしいでしょ?
なに?
勝負か?
バチバチでーす。
むむむ。
でもこれだけじゃ、勝負はつかないさ。
今日のところは引き分けだ。
ごちそうさまでした。
おいしかった。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、次のスイーツで。
楽しかった。
また来ましょ。
ああ。
次は、「推しじゃないパティシエさん」縛りで。
他のパティシエさんの魅力も知りたいじゃないか。
。。。
ぎゃ^ーす。
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