私たちは、大阪の本町にある 余白 に行ってきました。創作的な料理と、本格的な焼き菓子。その魅力を私なりに解説しています。
カ・ヌ・レ
ど、どうしたの?
なんだか変な発音して。
カ・ヌ・レ
そっか。
おいしいカヌレを食べたいんだね。
そうだ!
余白に行ってみよう!
よはく?
インスタで、とてもおいしそうなカヌレを見たんだ。
そのお店の名前が「余白」なんだよ。
余白 とは?
余白は、大阪市本町にあるレストラン・カフェです。
とあるサイトによると、2021年2月20日にオープンしたようです。
新しいお店ですね。
料理もスイーツも楽しめるお店です。
とあるサイトによると、ご夫婦で運営しているとのこと。
ご主人がシェフ、奥様がパティシエなんだそうです。
余白へのアクセスですが、場所はこちら。
本町、舟場に丼池筋 (どぶいけすじ) という通りがあり、そこにあります。
大阪メトロ 御堂筋線の本町駅が最寄りです。
行ってみよう!
はーい!
余白に到着
さて、この辺りのはずですが、、、
あった、あった。
さて、どんなお店だろう?
正面にショーケースとカウンターレジが、カフェは右から入った奥にあるようです。
見て!メニューがあるよ。
どれどれ?
これはフードのメニューだね。
カフェのランチというよりは、お酒と一緒に楽しむ食事といったメニューです。
ですが、今はお昼。
このメニューからいい感じのものを選んで、ランチにしようか。
わーい!
それから、、、
先ほどからお店に入ったところにあるショーケースが気になっていたんだ。
見てみましょう。
ふむふむ。
焼き菓子がありますね。
お目当てのカヌレもある。
カ・ヌ・レ
サブレやパウンドケーキ。
ベーシックな焼き菓子がありました。
おお!
おいしそうな焼き菓子だね。
おや?他のお客さんが来たぞ。
焼き菓子をお持ち帰りのようだ。
私たちはカフェ利用したいが、、、
すいませーん。
中で焼き菓子を食べられますか?
オッケーでした。
焼き菓子のメニューはないので、ショーケースから選ぶことになります。
焼き菓子を選んで、店内へ。
余白 のメニュー
店内はテーブル席が3つ、カウンター席もあります。
私たちはテーブル席へ。
フードのメニューを見てみたところ、ひとつの料理に素材が3つ、4つ書かれているものが多い印象です。
意外性のある素材の組み合わせ。
これは、変わったものが食べられそうだ。
お酒と合いそうだけど、今はお昼。
我慢、我慢。
ウフマヨが気になります!
ウフマヨね。
じゃあ、それは注文しましょう。
それから、これは?
お酒のメニューですね。
ガマン、ガマン。
お次は、、、
お酒はガマンだぞ!
ノンアルもあった。
お。フラットホワイトがあるよ。
それで!
じゃあ、料理を何品か選んで、、、
食後に焼き菓子とフラットホワイトをいただくことにしましょう。
余白の料理
注文を済ませてしばらく、、、
きたきた!
まずは前菜として、、、
ウフマヨです。
このウフマヨは卵の料理です。
卵と様々な薬味が入っていて、混ぜてタルタルソースのようにして食べます。
卵の旨味と、様々な薬味の食感と刺激。
ガハハ。
おもしろい料理です。
そしておいしい。
薬味は、いろいろ。
白いものはキクイモだったかな。茶色い方は味噌漬け。
軽い食感で、食事のスタートに食べるのにちょうどよかった。
お次は、魚料理から。
炙り鯖 牛蒡のソースと八朔です。
ゴボウの風味がします!
サバとゴボウの組み合わせ。
さらに、ミョウガかな。
フキノトウも入っているように思います。
様々な風味が入っています。
風味がいい。
これもいいな。
最後は肉料理から。
イベリコ豚肩肉のコンフィ 染み大根とふき味噌を。
うん。
脂のうまみたっぷりだ。
おいしいです。
味噌の風味。塩気もいい。
お肉の後は、味の染みた大根をいただきます。
これもおいしい。
そういえば、何も言わなくても前菜、魚料理、肉料理の順番で持ってきてくれましたね。
ちょっとしたコース。
いいランチになりました。
余白の焼き菓子
いよいよ、食後のスイーツです。
では、カヌレをいただきましょう。
このカヌレは見た目がとてもいい。
色が濃く、しっかり焼いてあることが分かります。
ガブリ
うん。おいしい。
表面はガリガリした食感。
ちゃんとお焦げの苦味がします。
甘さがいいです。
後を引く感じの甘さがカヌレによく合います。
香りもいい。
甘さと同じように、バニラとラム酒の香りが後を引きます。
中はしっとりした生地。
これは本格的なカヌレだ。
見て!厨房に銅型があるよ。
本当だ。
ちゃんと銅型を使って焼いているんだな。
おいしいカヌレだ。
ガレット ブルトンヌ の方は、ポロポロと崩れる生地。
カヌレとは別の意味で香ばしいお菓子でした。
フィナンシェはどうだろう?
パクリ
ん?
この粘り気のある生地は、、、
いつも食べているフィナンシェは、普通のスポンジ生地のような食感です。
このフィナンシェは、それとは違う食感です。
焦がしバターじゃない?
焦がしバター?
フィナンシェは焦がしバターを使うよ。
そうか。
焦がしバターを使うとこんな粘り気のある食感がするんだな。
おいしいな。
おいしいです。
フィナンシェとは、こういうスイーツだったのか。
独特の食感。
フィナンシェを選ぶ意味がある。
ドリンクのフラットホワイト。
カフェラテに似ていますが、フォームミルクを使わずスチームミルクだけ使っているのであっさりしています。
少し酸味がありますね。
焼き菓子にぴったりだ。
お値段
今回、私たちが注文した商品と料金はこちら。
- ウフマヨ 600円
- 炙り鯖 牛蒡のソースと八朔 1000円
- イベリコ豚肩肉のコンフィ 染み大根とふき味噌 1200円
- カヌレ ド ボルドー 380円を2つ
- ガレット ブルトンヌ 300円
- フィナンシェ 300円
- カカオフィナンシェ 340円
- フラットホワイト 560円を2つ
上記の料金は税込です。
創作的な料理と、本格的な焼き菓子
余白の料理は、創作的なものでした。
卵に薬味を組み合わせる。
鯖に牛蒡を組み合わせる。
豚肉に大根と味噌を組み合わせる。
メニューを見るとどんな料理なのかワクワクします。
様々な素材を組み合わせて、風味が豊か。
そして旨味がたっぷりです。
料理は、風味と旨味が醍醐味。
私は、人には変わったものを食べてみたいという欲求があると思っています。
その欲求にも応えてくれる。
とてもおいしかった。
一方、焼き菓子は本格的。
伝統的なレシピを忠実に作ってある印象です。
余白のカヌレ ド ボルドーやフィナンシェを食べると、本来はこういうお菓子だったのかと思いました。
なぜ、カヌレ ド ボルドー なのか。
なぜ、フィナンシェ なのか。
それぞれの作り方があり、忠実につくるとそれにしか無い味がある。
とても手間がかかっていると思います。
この手間をかけないと、よくあるカヌレ「風」やフィナンシェ「風」のお菓子になってしまうのでしょう。
そういう意味で、本格的な焼き菓子だっと思います。
こちらもおいしかったです。
創作的な料理と、本格的な焼き菓子。
ひとつのお店にそれが両立しているのは、やはりご夫婦で運営されていることが理由だと思います。
シェフのご主人が作る料理。
パティシエの奥様が作る焼き菓子。
それぞれの個性が発揮されているのだと思いましたよ。
ごちそうさまでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、次のスイーツで。
カヌレ。
おや?
おいしいカヌレを食べて、発音が戻ったね。
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