スターバックス コーヒーで2022年9月1日から期間限定で発売がはじまった マローネ カシス フラペチーノ を飲んでみました。栗という素材をどのようにドリンクに仕上げているのか?
今度のスタバ新作は?
マローン。
スタバ新作は?
栗だ!
「栗はむずかしい素材」というのが、私の持論です。
香りはよいが残りすぎる。
酸味、渋味、苦味など五味は無いに等しい。
食感は心地いいとは言い難い。
栗を使った代表的なスイーツとしてはモンブランがあります。
モンブランを食べると、結局クリームを味わうことになりがちです。
一口目は香りを楽しめるのですが、残りすぎるので二口目からは感動も薄れる。
モンブランは食べたくなる魅力はあるのですが、期待に対して満足感は少ないと思っています。
だからこそ、、、
おいしいモンブランを探し続けています。
だからこそ、作る人の知恵と工夫が活きるスイーツだと思うのです。
さて、今回はスタバさんが栗のフラペチーノを出してきました。
いったいどんなものだろうか?
マローネ カシス フラペチーノ とは?
公式HPをチェック!
マロンとカシスを合わせた、秋のはじまりを感じるフラペチーノ
スターバックス コーヒー 公式HPより引用
マロンソース・ミルクと、隠し味として少量のコーヒーをブレンドし、カシスソースを合わせ、ホイップクリームと砕いたマロンをトッピングしました。まろやかでコクのあるマロンの甘みと、すっきりフルーティーなカシスとの相性が良く、ほのかに香るコーヒーもマロンの風味を引き立てます。
4名のコーヒーアンバサダーが結集し考案した、”コーヒーアンバサダーからの秋のギフト”とも言えるフラペチーノで、秋のはじまりをお楽しみください。
ふーむ。
カシスか。
ある海外ブランドのカフェで、カシスの入ったモンブランを食べたことがあります。
カシスを入れることで酸味を足す。
フルーツのなかでは、カシスは落ち着いた香りなので栗とも合う。
いわゆるモンブランとは違う味わいでしたが、おいしいスイーツでした。
マローネ カシス フラペチーノ もそういう工夫かな。
飲んで確かめる!
さあ、スタバへ。
あった、あった。
ふーむ。
看板もメニューも、ホリデーシーズンのような雰囲気。
今からホリデーシーズンに向けて盛り上げていこうってことかな?
すいませーん。
コレください。
トールサイズで。
え?トールサイズのみ?
じゃ、トールサイズで。
お味は?
さてと、、、
まさに栗の色、マローン。
トッピングは刻んだ栗そのもの。
カシスの赤紫色のソースがアクセント。
いただきまーす。
(ちぅ)
ふむ。
カシスの香り。
栗の香りは弱め。
栗の香りより、カシスの香りの方が強くなるようになっていますね。
栗の香りは口の中の充満してしまうから、この方がいいと思います。
弱いと言っても、栗の香りは存在感があります。
そして、カシスの酸味とミルクの旨味。
おや?
このカシスの酸味、、、
酸味にも色々あるのか。
レモンの酸味は唇の近く、口の先の方に感じます。
それに対してこのカシスの酸味は、もっと口の中の方に感じる、、、
五味というのは、口の中のどこに刺激を感じるか。
もう少し口の奥の方に刺激がくると、「酸味」じゃなくて「渋味」と感じることになります。
もしや、、、
マローネ カシス フラペチーノ の紹介文には、隠し味としてコーヒーが入ってあると書いてあります。
コーヒーは「渋味」がするもの。
カシスの酸味は、渋味に近い、渋味の隣といってもいい酸味。
そして、隠し味としてのコーヒーの渋味。
酸味と渋味をつなげて、味の広がりを演出しているのかも。
ワクワクしてきた。
私は、スタバ新作の商品開発力はすごいと思います。
2年くらい前まではハズレと思った新作もあったのですが、最近はどれもおいしい。
特に五味の使い方と、食感の作り方がいい。
これくらいの工夫はしてくるでしょう。
さすがスタバさん。
おっと、栗のトッピングが残っていた。
どれどれ?
ふにゃふにゃだ。。。
やっぱり栗ってむずかしいな。。。
お値段
マローネ カシス フラペチーノ の料金は、660円でした。
イートイン、税込の価格です。
トールサイズ オンリー!
今回もカスタムは無しで飲みました。
最近のスタバ新作はよくできているので、カスタム無しでも十分おいしいと思います。
おすすめ度
マローネ カシス フラペチーノ は、栗を使った季節の変わり目を感じさせるドリンクでした。
はじける夏から、落ち着いた秋へ。
栗という難しい素材を、カシスを加えることでうまく仕上げていると思います。
見た目にはコーヒーが入っていなさそうですが、実際には入っているので飲めない方はご注意を。
栗の香りが全体の厚みを演出し、カシスの香りと酸味がその上で踊っている。
そんなドリンクでした。
星は、、、4とします。
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