私たちは、兵庫県西宮市にあるルメルクール (REMERCOEUR) というケーキ屋さんに行ってきました。その体験談です。正統派のケーキでは人生ベストかも、、、
今日は西へ行くよ!
うわーい!
神戸?
西宮だよ。
桜の名所で有名な夙川っていう場所があって、その近くにケーキ屋さんがあるみたいだよ。
ルメルクール (REMERCOEUR) っていうお店だよ。
ルメルクール (REMERCOEUR) とは?
ルメルクール (REMERCOEUR) は兵庫県西宮市にあるケーキ屋さんです。
とあるサイトによると2019年10月19日にオープンしたとのこと。
比較的新しいお店ですね。
ケーキなどの生菓子の他、焼き菓子とそのギフトの取り扱いがあります。
カフェは無いようです。
公式HPはこちら!
ルメルクール (REMERCOEUR) の行き方
ルメルクールは、西宮といっても夙川の少し北にあります。
ルメルクールの最寄駅は、阪急甲陽線の苦楽園口駅。
大阪や、神戸方面からは、阪急電車 神戸線にのって夙川駅まで行き、甲陽線に乗り換えて苦楽園駅まで行くことになります。その後は徒歩で。
場所はこちらです。
私たちは車でいきました。
お店の駐車場はないのですが、近くにコインパーキングがあるのでそこに停めましたよ。
このコインパーキングが最寄りかと思います。
さて、車も停めたので、あとは徒歩でむかいます。
写真では複合商業施設に入っているように見えます。
それほど大きな建物は見当たらないな。
住宅地だね。
そうだね。
兵庫県らしい雰囲気あるね。
大きめの道、その道に面した住宅。
オープンで明るいイメージです。
ところどころに2階建くだらいの小さな商業施設があります。
気になるお店もあるけれど、ルメルクールに来るときはこのお店のためにくることになるかな。
そういう意味では、私たちにとってはあまりいいロケーションではないですが、、、
さあ、この辺りのはず。
この建物かな?
ここだ。
お店の名前が書いてあります。
あの奥の方にそれっぽいお店があるね。
合ってました。
大きなガラス越しにケーキのショーケースが見えました!
とても上品で、高級感のあるお店です。
白色基調で、金色の装飾が施されていますね。
生活感を廃した、非日常の特別感があります。
こういう雰囲気が好きな方も多いかと思います。
さて、入ってみますか。
ルメルクール (REMERCOEUR) のケーキ
おじゃましますよ。
私たちが訪れたのは日曜の1時半ごろだったのですが、1種類だけ売り切れていました。
売り切れていたのは、タルト ジェンヌ (Tarte jaune) という レモンとごまのタルトです。
他のケーキはあったのでいろいろなケーキを見ることができましたよ。
色鮮やかなケーキたち!
明るい店内なのでますます鮮やかにみえます。
プリンとショートケーキか、、、
これもおいしそうだけど、やっぱり色が鮮やかなケーキにひかれちゃうな。
この赤いのと、緑の!
そうなるよな。
いつもはチョコレートを選ぶ「れい」が、今回まっさきに選んだのは色鮮やかなケーキ。
レアチーズケーキもあるのか、、、
おいしそう。
チョコレートのケーキはツヤツヤしていて、これにも惹かれます。
モンブランもあるのか。
うーん。なやみます。
うーん。
コレとコレ、それからコレください。
焼き菓子もありました。
ギフトにいいですね。
では、持って帰りましょう。
ルメルクール (REMERCOEUR)のケーキの味
さて、食べよう!
うわーい。
最初は、ルナトゥス (Renatus) というチョコレートのケーキから。
いただきまーす。
。。。
えっ?
おいしい、、、よな?
うん。おいしい。
すごくおいしい。
予想を超えるおいしさだったので、思わず聞いてしまった。
この ルナトゥス (Renatus) はフワフワのチョコレートクリームがのっています。
フワフワでスムーズな口当たりなのに、お味は、、、
チョコの渋味がすごく効いている。
これだけフワフワのクリームにするにはチョコレートはそれほど濃く入れられないと思うのですが、、、
これだけ渋味を効かせるなんて、どんなチョコレートを使ってるんだろう。
チョコレートが渋いとは?
こちらで解説しています。
そして、下の生地はプラリネ入り。
プラリネ独特の細かいコリコリ、ショリショリした食感。
クルミも入っているそうなので、プラリネと近くて異なる食感にしてあると思います。
正統派だ。
正統派ですね。
「正統派」という言葉が口から出てきました。
これは、味と食感。それがスイーツの役割として引き出されているからです。
「味」というのは五味あるいは七味、つまり甘味、酸味、塩味、苦味、旨味、渋味、辛味のこと。
スイーツはこのうち、甘味、酸味、苦味、旨味、渋味を味わえるもの。
料理は、旨味を引き出すか、風味 (つまり香り) 、風味と風味の組み合わせを楽しむものと、私は考えています。
このケーキではチョコレートの渋味が効いています。
そして、スイーツは食感を楽しむもの。
このケーキでは、クリームのスムースさとプラリネのシャリシャリ、クルミのコリコリといった食感が楽しめます。
なので私たちは、味と食感にフォーカスした「正統派」のケーキだと感じました。
そして、とてもおいしい。
他のケーキもいってみましょうか。
この サントノーレ (Saint-honore) はシュークリームをケーキに仕立てた感じです。
ベリーなどの赤いフルーツとマロンのクリームが入っています。
うん。おいしい。
旨味のあるクリームですね。
クリームはどのケーキにも使っているので、どのケーキもおいしくなるよね。
おいしい。
お。中には酸味のあるジュレが。
こんどは酸味のケーキか。
いいな!
ソンプーソン ショコラ (100% chocolat) は今日2つ目のチョコレートのケーキ。
黒黒として、テカテカの見た目がいいですね。
パクリ。
ふむ。今度は濃厚なチョコレートのクリーム。
チョコレートの渋味は感じませんが、クリームの旨味とチョコレートの香りが濃厚です。
と、思ったら中の方に入っているクリームはちゃんとチョコレートの渋い味。
チョコレートの味を使い分けてますね。
そして、クッキーが入っているのかシャリっという食感がします。
そして、一番下の層には少しナッツが混ぜてありますね。
ナッツの食感がうれしいです。
ん?酸味かな?
塩味だよ!
そうか。塩味か。
なんと混ぜてあるナッツには塩味がつけてあります。
世の中のこういう濃厚なチョコレートのケーキには重すぎるものもありますが、このケーキは工夫してあります。
まず、上のクリームからはチョコレートの渋味をなくし、ほんの少し塩味を入れることで後味をよくしていますね。
濃厚なチョコレートのケーキでありながら、重すぎることは無い。
うまく作られています。
おいしいな。
では、最後に、、、
この サンジュニ (Saint-genis) は、見た目も鮮やかなグリーンのピスタチオのケーキです。
これも酸味だ!
さわやかでやさしい酸味のケーキ。
これにも中にはジュレが入っています。
ピスタチオってこんなにさわやかな香りになるんだ。
とても、おいしかった。
ごちそうさまでした。
こういう正統派のケーキで、私の体験のなかでは一番おいしいと思いました。
ルメルクール (REMERCOEUR)のケーキのお値段
ルメルクール のカットケーキは、だいたい一個で税別500円前後。
一番高いケーキでも575円でした。 (税込620円)
(2020年10月時点)
ショーケースの中にはホールケーキも見えましたので、ホールケーキの取り扱いもあるようです。
さて今回、私たちが買った商品と料金はこちら。
- ルナトゥス (Renatus) 497円 (税込540円)
- サントノーレ (Saint-honore) 575円 (税込620円)
- ソンプーソン ショコラ (100% chocolat) 510円 (税込550円)
- サンジュニ (Saint-genis) 528円 (税込570円)
ごちそうさまでした。
とても、とてもおいしかったです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、次のスイーツで。
また来るよね?
え?
今日食べたケーキもまた食べたいし、何より売り切れてた「レモンとゴマのタルト」も食べてみたいじゃないか。
次回!「ルメルクールのモンブランを食べてみた!」
そっち?
まあ、それも気になるよね。
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