私たちは、帝国ホテル大阪 ザ パークのスイーツビュッフェに行ってきました。( 2019年冬〜春の苺ツイーツブフェ ) その体験談です。ホテルらしく、人によりそったサービスを受けられる、すてきなスイーツビュッフェでした。
以前から高級なホテルには興味があって、本を読んだりしてました。
ホテルに泊まるといふこと【著者】林 俊介
この本に紹介されているようなホテルに滞在してみたい。
お袋の誕生日には一泊の滞在と、お芝居、おいしい食事をプレゼントしたい。
そんな願望がありました。
少し前にれいが「スイーツビュッフェ」に興味があることを知り、ホテルのスイーツビュッフェに行ってみるのもいいな!と思い至りました。
でも、大人気なんですね。2月の後半にどこにしようか探したのですが、その時点で予約が取れるのが4月でした。
だいぶん先だけど、いいかな?
いいよ!(れい)
予約したのは、帝国ホテル 大阪 ザ パーク 苺スイーツブフェ でした。
決め手になったのは、、、
チョコと苺の両方食べたいから!(れい)
でした。
チョコレートが売りのスイーツビュッフェは他にもあったのだけど、チョコと苺のどちらもうたっていたのは関西では帝国ホテルだけだったんです。
スマホから予約して、、、できた!予約が簡単すぎて、できてるか不安になったけど、予約完了のメールが届いて一安心。
そんなこんなで、ようやくその日がやってきました。
帝国ホテル 大阪までの道のりは、大阪駅からシャトルバスが出ているのですが、JR大阪環状線の桜ノ宮駅からでも徒歩5分みたいなのでそちらで行くことにしました。地図を見ると大川という川沿いを歩くことになり、ちょっとくらい歩いてもお散歩に良さそうです。
行ってみると駅には人だかりが、、、なんだろう?
おー!そうか桜で有名な造幣局はこの先にあるのか。みんなお花見に来てるんだね。
うわ、帰る人が券売機に行列つくってる。券売機が1個しかないのか。
これはひどいな。帰りにこれを待つのはつらい、今のうちに切符買っとくか。
あとでいいよ!(れい)
そ、そう?
先を急ぎます。造幣局まで行かなくても川沿いは桜がいっぱい。ちょっと散りかけだけど、とてもきれいです。
れいもよろこんでます。
途中で帝国ホテルに隣接する大阪アメニティパークが物産展やイベントで賑やかだったので、寄り道をし、ちょっと道に迷いながら予約時間ほぼぴったりに会場のザ パークに着きました。
ザ パークは帝国ホテルの一階で、宿泊ではない一般のお客さんも多く、外の賑やかさが幾分続いている雰囲気です。壁で囲われているのではなく比較的オープンなエリアでした。
大川に面している壁はガラスで、外の様子も見れ自然な採光もいい感じ。
入り口に向かうとスタッフの方はとても清潔感があり、身だしなみもとてもきちんとしていました。名前を名乗ると名簿を確認し、別のスタッフの方が席まで案内してくれました。もうすぐ始まりますのでケーキの方へと言ってくれたので、さあ向かいます。期待感に気分が上がってきました。
そして、整然とならんだケーキが!!
開始時間までは写真の時間です。おおすごい。いろんな種類のケーキ!ケーキだ!苺も3種類もあるのか!
一通り見て回って、写真をとって、さあ時間がきました。
お皿を持ってケーキをとっていきます。これもおいしそう。あれもおいしそう。
これだけはというケーキをとると、お皿がいい感じでうまったので一度席に戻ります。
むむ。れいの方が盛り付けが上手ね。さすがスイーツの妖精。
コーヒーはホテルの方が注ぎにに来てくれます。さあ、準備OK。
頂きましょう。
うん。上質なケーキだ。おいしい。ひとつひとつのケーキは一口サイズなので、とても食べやすい。色々な味が楽しめます。
1回目にとってきたケーキも食べ終わり、コーヒーも頂きました。
次行こう。
まだまだ気になるケーキがあります。
2回目も食べ終わり、お腹も落ち着いてきました。なんとバイオリンの生演奏が始まり、周りの雰囲気も落ち着いた感じに。
この辺りで、ふと。これは街のケーキ屋さんとは違った種類のスイーツだなと感じました。違った種類のサービスと言った方がいいかもしれません。上質でおいしいケーキですが、職人さんの才気あふれるこだわりのケーキを頂くという感じではないんです。そういうケーキを食べたいなら、街のケーキ屋さんを探して行くのがいいと思います。ここは、やはりホテルのサービスだと思いました。
うまく表現できるか自信がないのですが、「良い」とされているけれど実際やるのはとても難しいことがなされていると思います。
・清潔であることは良いこと。(テーブル、椅子、お皿、スタッフの身だしなみなど)
・隣のテーブルと距離があることは良いこと。
・種類が多く、好きなものが選べるということは良いこと。(ケーキの種類がたくさん)
・作りたてを頂くということは良いこと。(パンケーキをその場で焼いてくれました)
・椅子の座り心地が良いことは良いこと。
・飲み物がなくなっていたら人がサービスしてくれることは良いこと。
・いらなくなったお皿はすぐに下げてくれることは良いこと。
・食べたいものが無くなる心配がないことは良いこと。(ケーキが十分に補充されました)
・音楽は生演奏の方が良いこと。
・明かりは自然光、または間接照明の方が良いこと。(日が落ちてきたら間接照明に)
これらの「良い」ことは自然な感覚すぎて、あまり意識しなくても受け入れることができてしまいます。だから、普通だと感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。
私は、とても人の手がかかった、成しがたいことを実現したサービスだと感じました。
それは、あまり意識しない場合でも、無意識に安心感にも似たものを感じているでしょう。
それによって心の角が取れたような感覚になっているのではないでしょうか。
1時間ほど経った後、お腹は十分に満たされて、まだ気になるケーキがないかを見て回る程度です。軽くケーキをつつきながら、コーヒーを頂いています。
そういえば、あの話はそのあとどうなったの?(れい)
あの時、こんなことがあったね。(れい)
普段は慌ただしさの中で話せていないことも、この場でなら話せます。
たとえ、答えにくいことを聞かれたとしても、正面から答える気持ちになるのではないでしょうか。
親しい人との大切な時間を過ごすのにとてもいいと思いました。
このビユッフェは1時間半で終わります。1時間を過ぎた辺りで、スタッフの方からもうすぐケーキの提供が終わる旨、お知らせがありました。最後に少しだけ追加で頂き、ゆったりした時間を過ごします。
気付くと、1時間半は過ぎていました。時間が来ても退席を促すようなことはありませんでした。来た時は大川に面した大きなガラスの壁からの自然の採光でしたが、今は日も落ちてきており、間接照明で少し夜の雰囲気です。まだ残っているお客さんも多く余韻の残る中、私たちは帰路につきました。
今年の桜もこれで見納めかな?と思いながら駅へ向かいます。うわ。桜ノ宮駅の券売機の行列がえぐい。昼間と同じかむしろひどくなってる。
でもまあ、並ぶのもいいよね。
コメント